硫黄の入浴剤
2008 / 05 / 10 ( Sat )
http://www.tokachi.co.jp/WEBNEWS/080510.html

防げ「死の連鎖」
硫黄入り入浴剤 販売自粛

 硫化水素による自殺が全国的に相次ぐ中、硫化水素ガスを発生させる硫黄入り入浴剤の販売を自粛するドラッグストアなどが、十勝管内でも増えている。道も薬局・薬店の関係団体に使用目的などを確認して同入浴剤を販売することを通知。業界や自治体などが「死の連鎖」の断ち切りへ本腰を入れている。
(松村智裕、吉良敦)

 道保健福祉部は1日、道薬剤師会や道医薬品小売商業組合など道内3団体へ「硫黄を含有する入浴剤の販売は、使用目的を確認し、あいまいな場合は販売を差し控えて」と文書を送付した。

 十勝管内の21店舗など全国でドラッグストアを展開する「ツルハ」(本社札幌)は8日から、対象の入浴剤の店頭陳列を中止。購入希望者がいた場合、使用内容などを聞いて販売する形を取っている。

 同社総務部は「この入浴剤の愛用者もいるが、自殺を抑制するためにはやむを得ない。状況を見極めながら当面は続けたい」としている。

 別のドラッグストアでも薬剤師が介在する医薬品コーナーで販売し、不審者には販売しないなどの注意を払っている。

 インターネット上では「硫化水素は楽に死ねる」などと自殺を扇動する悪質な書き込みが横行。巻き添え被害も発生しているため、道はホームページで「卵の腐ったようなにおいがした場合は風上のにおいのしない場所に避難して」などと二次被害予防の注意喚起をしている。

 道保健福祉部は「自殺の手法を制限するとともに、自殺をしないよう、道民の精神面のケアに努めたい」とする。

 十勝管内の自殺者は2006年度で104人。道十勝保健福祉事務所は「5月は環境の変化などでうつになりやすい時期。重い心の病になる前に気軽に相談を」と呼び掛けている。

 相談などは同事務所保健福祉部子ども・保健推進課精神保健医療係(0155-27-8638)へ。

市内でも20代男性

 十勝管内でも2月、帯広市内の20代の男性が硫化水素で自殺していたことが、10日までに分かった。

 帯広署によると、男性は共同住宅の1室で、プラスチック製の容器内で硫化水素を発生させていた。窓や換気口の目張りはされていなかったが、ほかの部屋や住人への影響はなかった。

 硫化水素による自殺が頻発する前で、「室内には異様なにおいがあったが、何のにおいか分からなかった。残されていた酸性洗剤や硫黄入り商品から調べて、硫化水素自殺と判明した」(同署)という。

 道警釧路方面本部によると、今年に入っての硫化水素自殺は十勝管内ではこの1件だけ(8日現在)。4月には釧路署管内でも1件発生している。

 硫化水素
 高濃度で吸引すると死亡する危険性がある。硫黄入り入浴剤と酸性洗剤を混ぜて発生させる手法がインターネット上で紹介され、若者を中心にこの方法による自殺が急増している。

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硫化水素の自殺が相次ぎ、ついに件の入浴剤「武藤さん」が販売自粛だとか。
小さいときはちょくちょく武藤さんの入った風呂につかったもんです。
あれがあれば温泉なんていらんと思うほど、完成度の高い入浴剤なのに。
皮膚系の疾患には効果覿面なのですから、残念です。
しかし販売自粛まですることですかね?
その理屈でいけば、果物ナイフや包丁だって売れなくなるんじゃないでしょうか?
とりあえず、薬剤師さんの対面販売というかたちをとっているドラッグストアに賛成。
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